★大城貞夫 木版画「evening glow」★

商品詳細

■作家・作品詳細


大城貞夫(おおしろさだお)
 1908～1981年
 版画家。

 素朴でありながら詩情に満ちた作品の数々は今なお私たちを魅了する。

略歴
 静岡県浜松市生まれ

     浜松工業OBで、後に母校の教員も務める。

 1942年から45年 京都、茨城県古川、愛媛県今治の航空機乗員
     養成所に勤務。
 1944年 日本版画協会会友。
 1948年 静岡県版画協会(童土社)の結成に参加。
     翌年の第１回展に出品。
     京都市立淀中学校教頭として赴任したため退会。
 1950年 学校を辞め、染色図案家として独立。
     後に東京オリンピックの招致に尽力した田畑政治が関わった、
     浜松での日米交歓水上大会〔1950(昭和25)年〕では、
     記念品の版画を制作してアメリカの選手団に贈る。
     その時の《夕映へ》《早春》《柿の実が熟すころ》の3点は、
     富士山や浜名湖の風景を抒情豊かに描いています。
 1951年 徳力富吉郎らと『京都版画協会』を結成。
 1955年第5回展まで出品。


     郷土の文化人とも広く交流があり、原田浜人の『みづうみ』や
     後藤一夫の『詩火』の表紙を手掛けるとともに、浜松市美術館
     初代館長・内田六郎の蔵書票なども作成。

     戦後は京都へ移住し、染織図案家として活躍しながら
     京都版画協会の立ち上げに参加。
    《聖護院八ッ橋の家》(1952年)など古都の美しい風景を制作。

     
主な所蔵先
 国立美術館、浜松市美術館、など




★作品タイトル「evening glow」

 1950年、浜松での日米交歓水上大会に於いて記念品の版画を制作。
 アメリカの選手団に三点を贈っている。
 その中の一点が《夕映へ》とあり英語表記の名前、タイトル、
 作品裏側に関連スタンプが有ることからこの作品と推察致します。

 とても重要、稀少性の高い作品かと思います。
 
 
☆本作品は真作を保証致します。   万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。   その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。   存命作家の場合は作家本人より、   物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。


■サイズ・コンディション、その他


 サイズ

  作品 33cm×24cm
  額縁 44cm×37cm


 コンディション

  作品は良好な状態です。
  マージンに少しヤケ有ります。
  額縁は概ね綺麗ですが古い額です。


 その他

  作品面に作家版上サイン有り
  マージンに版上サイン、タイトル有り
  作品裏側にスタンプ有り
  
  
  見出し掲載欄の「商品の状態」は、作品の評価としますので、  額縁の状態は別途コンディションにて参照下さい。
  基本的に額縁は無価値とお考え願います。
  尚、額縁や作品の主観による評価の双方の差異はご容赦願います。


☆☆真作と模写の表記☆☆

【真作】
 真作保証できる作品を真作と表記致します。
 作者自身、又は著作権者等で作成した
 リトグラフ、木版画などの版画作品も対象です。
【模写】
 真贋の判断ができない場合、又は作者不詳の作品は 
 模写と表記致します。


 上記何れにも該当しない場合、真作と模写の表記は致しません。
 (複製画、オフセット、ポスターなど)


 尚、万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。
 その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。
 存命作家の場合は作家本人より、
 物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。


☆☆額装取付け(シートのみの出品分など)、取替え(現状額縁の交換)☆☆

 全ての出品作品に於いてご相談致します。
 お気軽にお尋ね下さい。




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